おはようございます。ワンダーカフェの舩越舞です。


今日のテーマは、「痛み」について。

私が、腰痛になったのは、20歳位の時でした。

横になった状態から起き上がる時に激痛が走り、しばらくじっとしておかないと痛くて動けませんでした。

また、その頃から、天気が悪くなると、左ひじの関節が痛くなりました。

それは、最近やっと良くなりました。



痛みとは何か?

18の時、妹が事故で亡くなったのですが、

その日にこう思ったことを覚えています。

私は、もう、どんな辛いこと、悲しいことがあってもきっと大丈夫。

今日より悲しい日はないはずたから。

不思議なことに、私は、妹が亡くなったことで、悲しい気持ちを全く感じることがありませんでした。

1度も涙を流すことも、涙をこらえることさえなかったのです。

今思えば、その時から、私は感じることをやめたかったのだと思います。

妹の死に関して、大きな悲しみや、私が助けてあげられなかったという罪悪感が大きすぎて、感じることができなかったのだと思います。


そして、私は、その頃からネガティブな感情だけでなく、嬉しい、楽しい、といったポジティブ感情もあまり感じられなくなっていました。

感情を封印してしまったのです。

思い返すと、その頃からひどい腰痛持ちになったのです。

ベッドから起き上がる時、痛みでなかなか起きられず、しばらくじっとしていないといけませんでした。

天気が悪くなると、左ひじの関節が痛みました。

妹が亡くなった後、私は、人生の意味を考え続けてきました。

もともと子どもの頃から、

人は、どこから来てどこに行くのか?

人は何のために生きるのか?


そんなことばかり考えている子どもでした。

それは、子どもの頃から、大人の抱える苦しみや怒りをたくさん見る機会があったからだと思います。

何で大人は、こんなに苦しそうなんだろう?

何で大人は、みんなでいるのに寂しそうなんだろう?

何で、大人は、みんなに優しくできないんだろう?

そんなことを感じていました。

だんだん私の中に生まれていったのは、

人生は虚しいものだ

という価値観でした。

私は今でも、その人の中にある、寂しさや苦しみを見つけるのが得意です。

ずっと見てきたし、私の中にあるからです。

妹が亡くなったあと、人生の意味を見つけたくて、たくさんの本を読み、セミナーを受けたり、セラピーを受けたりもしました。

最初は、心の世界から入り、だんだんと、心と身体のつながりに興味が出てきました。

心と身体はイコールなのではないか?

私の中に生まれた考えは、その根拠を探し始めました。

30歳位の時、フェルデンクライスメソッドというボディーワークに出会い、腰痛はずいぶん改善されました。

10年ほど学びましたが、心と身体のつながりについて、私の場合は納得できるところまで学ぶことはできませんでした。


私は、子どもの頃から身体が固く、運動が極端に苦手でした。

そのことが、どうしてなのか?感情と関係があるのではないか?

そう思うようになった、3年前のある日、私は、グーグルの検索窓にこんな言葉を打ち込みました。

股関節 感情

1番上に出てきたブログには、ある人のブログが引用されてあり、こう書いてありました。

感情の解放と股関節の解放は同時に起こる。例外はない。

それが、身体の学校安部塾の安部吉孝先生との出会いです。

私の知りたかったことがそこに書いてあったのです!

42年間探し続けていた答えでした。

私の身体が固かった理由がわかりました。

そして、妹が亡くなったあとになった腰痛や関節の痛みについても、安部先生のもとで学び、

5年前から持っていたこの本の意味をやっと理解することができ、謎が解けました。


人は、悲しみ、苦しみ、怒り、悲しみを感じるより、痛みを選ぶ。

そのことを、私は長い時間をかけて、やっと理解することができました。

私は、このことを人生を通じて伝えていきたいと思っています。

私は、ずっとずっと欲しかったものを手に入れました。

諦めずに探し続けたからです。



今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。 


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舩越舞

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