【酒とタバコ おいちゃんVol.5】

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おいちゃんの楽しみは、お酒とタバコだった。


タバコの銘柄は、ゴールデンバット。
夕飯の後には、食卓で必ずタバコを吸っていた。
おいちゃんは、キセル(金属製の細いパイプ)を使ってタバコを吸っていた。

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私は、おいちゃんがタバコを吸うところを見るのが好きだった。
タバコは、いつも、四角い缶に入っている(ミルキーの缶だったかな?)
腰にいつも下げていた。


1本を3つに切って入れてある。
フィルターのないタバコだから、こうすると無駄なく全部吸えるからだ。


まずは、切ったタバコを一つキセルに詰め、マッチで火をつける。
おいちゃんが、ゆっくりと、美味しそうにタバコを吸うのを私はいつも見ていたものだ。


何度かタバコの入っていないキセルをくわえて吸ってみたことがある。
タバコの匂いと味がする。これが美味しいのかな~?


時々、キセルを分解して、詰まったタバコを掃除するのだが、私も時々やらせてもらった。


おいちゃんは、日本酒が大好きだった。
毎日必ず飲んでいた。
酔っぱらうと、饒舌になった。


何故だか分からないが、いつも、
「俺はもう酒はやめる」
と私に宣言するのだ。
でも、1日も休まず飲んでいた。


私は、いつも、
「どうせやめないのに、なんでいつもこんなこと言うのかな?」
と不思議だった。


亡くなる少し前、入院するまでは、やめることはなかった。
お酒を飲むことに最悪感があったのだろうか?

おいちゃんのお葬式の日、私は、ゴールデンバットを買いに行った。
二箱買って、棺の中に入れた。


今でもきっと天国でタバコ吸っていると思う。
タバコを吸いながら、私のことを見ているのかもしれない。
おいちゃんシリーズ、もう少しつづく、、、。



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