おはようございます。舩越舞ウェブマガジンへようこそ。

昨日は、自宅で、1年コースの料理教室でした。

ベーコン
ハム
バンズ
クリームシチュー
チャーハン
甘酒



私の料理教室では、特別な料理はやりません。

普段の食卓をもっと美味しく、もっと豊かに、

がモットーです。

色々な料理を作るより、普段作る料理をていねいに作ったほうが、料理は上手になります。

理論を理解して料理をすると、応用できるので、料理の幅は自然と広がります。

クリームシチューも、ていねいにつくると、こんなに美味しいのですね!

と喜んでもらいました。

バンズもフワフワに焼けたし、ベーコンもハムも、しっとり仕上がりました。

おいしい食事は、毎日を豊かにします。


今日は、能力を伸ばす、ということについて考えてみます。

人間は、成長したい、苦手を克服したい、という欲求がとても強く、

できないことができるようになったり、

わからなかったことがわかったり、

した時、脳内にドーパミンが出て、心地よくなり、また、同じ体験がしたくなるそうです。


これを上手に使うと、強化サイクルが回り出し、成長や学習自体が快感になっていきます。


得意なことを伸ばしたほうがいいのか?

苦手を克服したほうがいいのか?

これは、どちらも必要です。

なぜなら、人間の能力は、関連しあっており、特定の能力だけを高めることは、生活の質を上げることにはならず、

バランス良く自分の能力を育てることで、相乗効果で、全体のパフォーマンスが上がっていくのです。

私が学んでいる、安部先生がよくおっしゃることなのですが、

「全てができているか、全てダメかしかない。」

これは、

脳機能=筋肉=人間関係

なので、精神状態の身体の状態は、全く同じであり、どちらかだけが良いとか悪いとかいうことはありえない。

さらに、人間関係までも、同じ状態なのです。

だから、どこから取り組んでもいいですし、逆に、全て同時に取り組めば一番早いのです。


自分や誰かを愛し、愛される、

自分や誰かを喜ばし、喜ばれる、

身体をバランスよく動かす、

色んな感覚を心地よく刺激する、

ことが、能力を伸ばすということだと思います。

問題があれば、改善するためには、練習が必要です。


身体操作のトレーニングは、人間関係のトレーニングでもあります。

国語力のトレーニングも、人間関係のトレーニングでもあります。


なぜなら、自分の身体が上手く使えてないから、人間関係も上手くいかないのだし、

言葉の使い方が適切でなかったり、表現力が足りないから、人間関係も上手くいかないからです。

私たちが、色んな能力を持って生まれたのは、それを使うため。使って磨くため。

だから、使ってあげないと、もったいないのです。

使わないと、 ますます能力は落ちていきます。

できないから、苦手だから、やらなくていい、

のではなく、

苦手なことにも少しずつ取り組んでいくことで、能力は伸び、必ず全体のパフォーマンスが上がっていきます。

愛する人と触れ合い、

美しい言葉を送り合い、

思いやりや優しさを交換し合い、

家事や仕事で楽しく身体を使い、

自然の恵みを感謝して味わい、

美しい音楽や、自然の音を聞き、

花や風のにおいをかぎ、

自然や芸術を見ることを楽しみ、

洗いたての気持ち良いシーツで眠る、



私がより豊かに、美しく生きようとした時、わたしの能力は育てられ、伸びようとする。

それには、意欲と練習が必要です。


それが、才能を伸ばし、自分を活かす、ということだと思います。

今日も最後までお読みいただきありがとうございました。