世界の素晴らしいところを数えよう。


おはようございます。

舩越舞ウェブマガジンへようこそ。

わたしの料理教室では、包丁の握り方をお伝えしています。


料理の本などを見ると、

「握手をするように握る」

と書いてあります。


これは、本当に素晴らしい表現だと思います。


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握手をするように握る、というのは、

手の形もそうなのですが、

「握手をするような気持ちで握る」

のがポイントです。



包丁で何か素材を切るとき、ほとんどの場合、力を入れすぎています。

おうちのまな板を見てみてください。

まな板が、傷だらけになっていませんか?

まな板が傷だらけなら、

力を使いすぎなのです。

まな板のような固い素材を切ることはほとんどないはずです。

まな板が傷ついているということは、

素材に対しては強すぎる力で包丁を使っているということです。


握手をするように包丁を握り、

素材と対話して、最適な力を加えてください。

強すぎてもダメ、弱すぎてもダメ。


素材の硬さや質感を感じながら切れば、

最適な力やタイミング、スピードが見つかります。

わたしと素材の心地よい距離と関係です。



感覚を研ぎ澄ますのです。

感覚を研ぎ澄ますためには、

世界に優しく触れることです。


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世界に優しく触れれば優しさを受け取れる


わたしたちは、世界に触れたように触れられます。




世界と触れ合うとき、

わたしたちは、世界と私の境界線を探りあっています。

心地よく触れ合えるぎりぎりの場所を。



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大切に触れられることも触れることも気持ちいい 



身体を動かす時も、同じです。

関節は、骨と骨がはまりあっています。

この関節のはまり具合を感じながら、

めりこまない、抜けすぎない心地よいところで 動かすと、

 心地よく、痛めることなく動かすことができるのです。

 

わたしが誰かや何かと触れ合うとき、

わたしは、触れたように触れられている。


だから、世界にやさしく触れたいと思うのです。


コミニケーションは、言葉だけでするものではなくて、

心と身体をすべて使って、

わたしたちは世界と触れあっています。


今、わたしは、

椅子と触れ合い、

キーボードと触れ合いながら、

自分の心と触れ合い、

この記事を読んでくださっている、あなたの心と触れ合いながら、


わたしが届けたいことと、

あなたが受け取りたいことの、

境界線を感じながら、

この記事を書いています。


あなたの心に、何かがお届けできたならうれしいです。

今日も、最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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