日刊 舞マガジン〜世界の素晴らしいところを数えよう〜

福岡県古賀市の自宅で、生命保険・料理教室・身体の教室をしています。このブログを読んだ方が、世界のすばらしいところを数えるきっかけになれればうれしいです。私の家に遊びに来てくださいね。一緒に学びましょう。

2014年12月

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【もう、会いに来てはいけない  おいちゃん vol.3】

好評につき、おいちゃん第3話



おいちゃんの名前は、

「利右ェ衛門」

明治生まれ

「りえんさん」と呼ばれていた。


おいちゃんは、4人兄弟だ。
おいちゃん、おじいちゃん、妹が2人。
おいちゃんだけ、お母さんが違う。


おいちゃんのお母さんは、理由は私は知らないが、おいちゃんをおいて家を出た。


おいちゃんは、子どものころ、お母さんに会いに行ったことがある。
会いたくて、会いたくて、自分だけで会いに行った。


お母さんは、おいちゃんに言った。
「もう、会いに来てはいけない。帰りなさい」
その後、おいちゃんはお母さんに会うことはなかった。


おいちゃんは長男だったけれど、家を継いだのは次男のおじいちゃんだった。


おいちゃんは、家を出て、若松の醤油屋の番頭をしていた。


結婚して、子どもも2人授かった。


その後、おいちゃんは、独立して醤油屋を始めた。
おいちゃんは番頭だったから、醤油作りについては、経験がなかった。
何度も何度も失敗した。醤油ができない。


そのうちに、おいちゃんは、心を病んでしまう。
奥さんは、子どもたちを連れて家を出た。


そして、おいちゃんは実家に戻り、おじいちゃんの農業を手伝うことになる。


おいちゃんは無口な人だった。
食事の時も、親戚の集まりでも、地域の集まりでもほとんど話さなかった。
いつから無口になったのだろう。


でも、神様とはよく話してた。(独り言)


私も、おいちゃんとはよく話をした。
何を話したかはあまり覚えていない。


私が学校から帰ってくると、おいちゃんはよく、部屋の前に座っていて、そこで話していたのを覚えている。

おいちゃんの部屋は、色んなものがあって、ワクワクした。不思議な世界に迷い込んだような感覚。


おいちゃんとの話もそうだ。不思議な世界に迷い込んだような感覚になっていた。
私にとって、家の中にいくつも違う世界があったのだ。


両親の子供としての私。
三人姉妹の長女としての私。
祖父母の孫としての私。
おいちゃんとの不思議ワールド。


みんな、色んな考えを持っている。
みんな独特の世界で生きている。


私の家族が、私の世界観のベースを作った。


いつ思い出しても少し胸がキュッとする、おいちゃんの思い出。
もう少し、続けて書いてみます。


この話は、ノンフィクションですが、私の記憶と私からの目線で書いていますので、客観的事実とは異なる場合もあるかもしれませんが。ご了承ください。

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おいちゃんの77歳のお祝いに花束を渡す、5歳の私

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【太郎と花子 おいちゃん vol.2】

おいちゃんの話、好評につき第2弾。


おいちゃんは、すごく痩せていて、ガリガリだった。
一緒にお風呂に入った時、すごく凹んだ鎖骨のところに水をためて遊んでいた。


ある日、お風呂で、そんな風に遊びながら、
「おいちゃんは、子供おると?」
と聞いたことがある。


「おいちゃんは、子どもが2人おる。名前は、太郎と花子ってつけたったい」
「へ~」


私は、まだ小学校に上がる前だったと思う。
でも、この話が本当かどうかはわからない、おいちゃんの想像かもしれない、と思って聞いていた。(おいちゃんはかなり想像力豊かだったから)


でも私は、おじいちゃんに確認することもせず、自分だけの胸にしまっておいた。


それから、数年後、遠い親戚の人を通して、うちに連絡があった。
おいちゃんの息子さんが見つかって、会いたがっていると。


実は、おいちゃんの話は本当だったのだ。


おいちゃんは、若い頃、結婚して、子どもを2人授かった。
しかし、事業に失敗して、精神的に病んでしまった。
奥さんは子供を連れて家を出た。


50数年間振りの親子の再会の日が来た。


うちに、息子さん、娘さん、息子さんの奥さんが来られた。
おいちゃんは、表情一つ変えなかった。
息子さんは、おいちゃんのことをずっと探していてくれたらしい。


すごく苦労されたらしく、そんな中、いつも本当のお父さんを思っていたと。(おいちゃんの元奥さんは、その後再婚された)


息子さんは、偉い人になっていた。


肩書はわからないけど、国家公務員で自分だけの広い部屋がある、みたいな人。
学歴はないけれど、その人柄と頑張りで異例の出世をされたらしい。
奥様は、上司の娘さん。上司に見込まれて結婚したとのことだった。


最後にみんなで写真を撮った。
感動の再会の間、おいちゃんはいつもと何も変わらない。何も話さず、飄々としていた。


その後、息子さん家族とはすごく仲良くさせていただいた。
息子さんは、
「親父でよかった」
と、奥様にいつもおっしゃっていたらしい。
「ずっと親父がとんな人かと考えて、本当に素晴らしい親父でよかった」
と。
その後も、息子さんはおいちゃんを慕って時々会いに来てくれた。


感動再会からわずか数年後。
息子さんは、定年直前にガンで亡くなった。早すぎる死だった。
おいちゃんは、50数年ぶりの再会を果たした息子さんを先に送ることになってしまった。


おいちゃんは、息子さんと再会した後も、亡くなるまで、何も変わらず淡々と暮らした。


おいちゃんの息子さんと娘さんの名前は、
「太郎と利子」
だった。


おいちゃんがいたから育てられた私のオリジナリティーがあると思う。
それを大切に生きていきたいと思っている。
写真は、おいちゃんの77歳のお祝いの時の、おいちゃん、私たち3姉妹と親戚のかずくんFullSizeRender.jpg

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【おいちゃんは宇宙人?】


私は、子どもの頃、8人家族だった。
祖父母、両親、私と2人の妹、そしておいちゃん。


おいちゃんは、おじいちゃんの腹違いのお兄さんで、離れに住んでいた。


私は、おいちゃんの仕事に連れて行ってもらったり、お風呂に一緒に入ったり、学校から帰ってきたら、おいちゃんの部屋で一緒にテレビを見たりしていた。


おいちゃんは、若い頃事業に失敗し、実家に帰ってきて、祖父母の農業を手伝っていた。


おいちゃんは、かなり不思議な人だった。


世捨て人の仙人みたいな人だった。友だちも1人もいなくて、いつも独り言を言っていた。

「おいちゃん、誰と話しようと?」


と聞くと、


「おいちゃんは、神様と話しよう」


と答えた。


私は、おいちゃんの隣で、独り言をよく聞いたものだ。
神様との会話ってどんなのだろう?と。
何を言っていたかは覚えていない。


おいちゃんは、近所でも評判の変わり者だった。


ある時、台所のガスコンロの上に鍋が置いてあって、蓋を開けてみたら、
なんと、
庭の池で飼っていた死んだ真っ赤な錦鯉が煮付けにしてあった。


おいちゃんは、かなりワイルドな人だった。


壊れたものはなんでも自分で修理して、服が破れたら自分で縫い、(縫い目はガタガタ)、怪我をしたら、自分のおしっこをかけて治した。


酒とタバコが大好きで、誰も止めないのに、いつもいつも


「おいちゃんはもう、酒もタバコもやめる」


と言って、死ぬまで止めなかった。


でも、亡くなるまで大きな病気ひとつしなかった。


亡くなる少し前、おいちゃんが行方不明になった。


うちに、警察から電話がかかってきて、おいちゃんを迎えに来るように言われた。


迎えに行くと、派出所のホワイトボードに「浮浪者」と書かれていた。


自転車で古賀から西新まで2日くらいかけて行ったらしい。


自転車のカゴには飲みかけの瓶ビールが入っていた。


一緒にタクシーで帰る時に話を聞くと、昔にタイムスリップしていたらしく、昔働いていた、若松の醤油屋に行こうとしていたらしい。


その途中、おいちゃんは大蛇と闘った話をしていた。


その後、おいちゃんは入院して、数年後、亡くなった。


おいちゃんがいつも当たり前にいた子供時代。


おいちゃんは、宇宙人だったのかもしれない、と思うことがある。


今、私は、おいちゃんが住んでいた離れのあとに建てた家に住んでいる。


おいちゃんがいた8人家族で、私は、大人の色んな思いを感じながら大きくなった。


私は、おいちゃんのおかげで、豊かな子ども時代を送ったと思う。


私が思う「豊かさ」とは、多様性のことだから。


いろんな人がいて、いろんな考えがあるのが当たり前の日常。


そんな豊かさの中で私は大きくなった。


おいちゃんが、大好きだった。

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【おじいちゃんとわたしの秘密の約束】

昨日の続きです。

おじいちゃんは、自宅で亡くなりました。


亡くなる瞬間、大きな呼吸を数回して、息を引き取りました。


その瞬間、私は、天井を見ました。


悲しくはありませんでした。


しばらくは、ここにいるはずだと思いました。


目の前にあるのは、もうおじいちゃんではなく、抜け殻だと思いました。


「おじいちゃんは!どんな合図をしてくれるのかな」


私は、まだ、おじいちゃんがそばにいると感じていてので、合図が楽しみでした。


おじいちゃんのお葬式が無事に終わり、火葬場から帰ってきて、家で法要をしていました。


すると、玄関からトンボが1匹入ってきたのです。


トンボは、祭壇の真ん前に下がっている蛍光灯のひもに止まりました。


じっと、動かないのです。


私は、なぜか、ふと、このトンボがおじいちゃんなのではないかと思いました。


おじいちゃんの友達がお参りに来られると、そばに飛んでいくのです。


やっぱり、おじいちゃんだ。


妹にも、おじいちゃんと私の約束の話をしました。


しばらくして、トンボがおじいちゃんだと確信した私は、妹と、話しかけてみました。


「おじいちゃん、私の手に止まって!」


すると、トンボはわたしの手に止まりました。


葬儀のあとの3日間、たくさんのお参りの方が来られる間、トンボになったおじいちゃんは、ずっとその部屋を離れることはありませんでした。


4日目の朝、朝起きて、おじいちゃんに会いに行くと、トンボが死んでいました。


ずっと止まっていた花輪の下に落ちていたのでした。


「おじいちゃんは、天国に行ったんだ」


おじいちゃんは、向こうの世界に行ってしまった。


その時初めて、私は寂しくなりました。もう、会えないんだな、と思いました。


でも、私が気づかないだけでした。


いつも、そばにいてくれた。


ちょっと不思議なおじいちゃんと私の約束。


おじいちゃんが、約束を守ってくれたこと、私の価値観を変える大きな出来事でした。

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亡くなる少し前のおじいちゃん



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【心と身体の不思議な関係】


今年の3月に私が、Googleの検索窓に打ち込んだ言葉


「骨盤 感情」


検索結果の一番上にでてきたのは、
安部 吉孝先生のブログを紹介した東京の方のブログでした。


そのブログはもうなくなっていたので、先生の名前で検索しました。


大好きなツール、インターネットにより、先生に出逢い、長年の疑問が徐々に解決してきています。


「私の身体はなんでこんなに硬いの?心と身体は、どんな風に繋がっているんだろう?」


ずっと、探し続けていました。


先生のレッスンを集中的に受け始めて、2ヶ月ちょっと、日に日にこの疑問が、解決してきています。


「心と身体の不思議な関係」


秘密が明かされようとしています。


先生のレッスンを受ける中、身体を通して心に向きあってきました。


壮大なジグソーパズルのピースがひとつづつはめられていくのです。


それはそれは、愉快で爽快です。

身体の学校 安部塾は、こちらから

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身体の学校安部塾 塾長 安部 吉孝先生

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安部塾薬院校の様子


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