【父の運動会】

おはようございます。ワンダーカフェの舩越舞です。

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の3つを、私1人で、福岡県古賀市の自宅を拠点にやっています。

いつか、遊びに来てね!



昨日は、300キロくらい運転しました。

以前と変わったことは、全然疲れないってこと。

首を伸ばして、肩と耳を離して、頭をヘッドレストにつけると、

全然疲れないし、筋トレになり、一石二鳥。

身体が楽だと、気持ちにも余裕があります。

最近は、長距離ドライブも疲れないので、楽しめるようになりました。



今日は、父の運動会でした。


私の父は、もう20年くらい、病院や施設に入っています。

今の施設には、入って15年ですが、毎年あっているという運動会を初めて見に行きました。

もう、歩くこともできないので、車椅子で、いくつかの競技に参加していました。


私は、子どもの頃、父のことが怖くてたまりませんでした。


いつも、顔色を伺い、怒らせないように、機嫌をとるように、ビクビク怯えていました。

私は、今も、その癖が抜けません。

最近、自分の身体と向き合うようになって気がついたのですが、

誰かに話す瞬間、喉の筋肉が緊張して、自分の本当の声を制限してしまいます。


つまり、自分で自分の首を絞めて、声を出なくしているっていうことです。


だから、歌を歌ったりするときの声と、話をするときの声が全然違うんです。

その癖に気づいたので、今、それが取れるように練習しています。



私の子供時代、私は、いつも、父や、何かに怯えていました。

いつも苦しくて、イライラしていました。

もちろん、楽しいこともたくさんあったし、恵まれた子ども時代を送れた部分もあります。

特に父に対して、私は、期待に応えなければならない、というプレッシャーをいつも感じていました。

だから、今でも、言葉は簡単に口に出すことがができません。

相手の人にどう思われるかな?とよーく考えてから、言葉を選んで話をしています。

私が大学生の頃、父は、うちを出ました。

期待に応えなくて良くなった私は、何をすればいいのかわからなくなっていました。

それからは、本当は自分が何をしたいのか?に向き合ってきました。


子どもの頃、怖くてたまらなかった父は、今では、そのエネルギーは、全くありません。

私にとっては、暗黒の子供時代だったけれど、

今となっては、必要な時代だったし、

なかったものを手に入れる喜び、

できなかったことができるようになる喜び、

人間の苦しみや寂しさや虚しさ

そんなことを体験したかったのかもしれません。

私という人間を作ったもの、間違いなく父の影響が大きい。

インテリアが好きなこと、

批判精神、

ものごとを突き詰めて考える

ことなど。


私は、他にも、人間の弱さや悲しみなどを、父からたくさん感じて、大人になりました。そして、もちろん、自分もたくさん感じてきました。



そして今、私は、


自分の思ったことを思った通りに、言うことができる、言わないこともできる


怖いと思う気持ちを、感じ続けることもできるし、克服することもできる、


人間の悲しみや弱さに共感することもできるし、喜びや素晴らしさに共感することもできる


そして、やりたいと思ったことが、すんなりとできたり、思うようにできなかったりして、


できないことができるようになる喜びを感じることができる、


そんな自由を手に入れました。


素晴らしい子供時代を送らなくてもいい、

暗黒の時代があってもいい、

人間の悲しみや弱さや人生の虚しさを抱えていたっていい、

今は、そう思っています。

今日という日を迎えられたことは当たり前じゃない。

毎日そう思える。

嬉しい日も、悲しい日も、腹が立つ日も、調子出ない日もある。

でも、大丈夫。そう思える、最近は。でも、思えなくても大丈夫。

今日は、どんな日になるのか。

楽しみです。


父と私。

ワンダーカフェジャパン
舩越舞
福岡県古賀市青柳2672
fmai6099@gmail.com

7.8月の発酵教室、料理教室はお休みします。(定期クラスは開催します)

イベントは行いますので、こちらでお知らせします。